1965-12-24 第51回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
「政府ハ」「多額ノ公債発行ヲ豫定シテ居ルが為メ、ソレハ軈テ通貨ノ増発トナリ、」「必要以上二物償ヲ騰貴セシメテ、社會上由々シキ結果ヲモ招来スルニアラズヤトノ疑念ヲ抱ク者ナキニアラザルヤウ感ゼラルゝノデアリマスガ」、「日本銀行ヲシテ、一面二於テ産業上二必要ナル通貨ノ供給二遺憾ナキコトヲ期セシムルト同時二、他面所謂「インフレーション」ノ弊ヲ防止セシメントシタノデアリマス、故二日本銀行ハ其市場政策二依リ、手持公債
「政府ハ」「多額ノ公債発行ヲ豫定シテ居ルが為メ、ソレハ軈テ通貨ノ増発トナリ、」「必要以上二物償ヲ騰貴セシメテ、社會上由々シキ結果ヲモ招来スルニアラズヤトノ疑念ヲ抱ク者ナキニアラザルヤウ感ゼラルゝノデアリマスガ」、「日本銀行ヲシテ、一面二於テ産業上二必要ナル通貨ノ供給二遺憾ナキコトヲ期セシムルト同時二、他面所謂「インフレーション」ノ弊ヲ防止セシメントシタノデアリマス、故二日本銀行ハ其市場政策二依リ、手持公債
從いまして、理想は高くありまするが、同時に現實というか、社會上施設の實態というものを把握いたしまして、餘りに現状を離れるような最低基準というものを我々は考えない。こういうふうにいたしたのであります。
殊にこの法の實際上の今後の運營におきましては、從來の處罰令を扱いました即決處分がなくなりましたので普通の訴訟手續によりまして簡易裁判所が扱うことに相成つておりまするから、その認定もおのずから單なる捜査官の主觀的な認定だけでは許されないのでありまして、社會上の通念が基準になるのであります。別に外國の立法例にあつてどちらが都合がよいからこれを採つたという趣旨ではないのであります。
これにつきましてはいろいろな議論も相當あるのでありまして、殊に初めに方の乞食をするということにつきましては、これをも罰するかという非常に疑問がございまするけれども、社會上救護を要する者に對しましてはいろいろな保護の方法もございます。
政府といたしましては今全體をどういうような形でいくかというようなことは、いろいろ諸般の經濟政策、政治、社會上の政策等もにらみ合わしてこれをいたしますので、目下檢討を續けているような次第でございます。ただ、ただいまお示しのように、行政整理というようなことも、その中に織りこむかどうかというお話でありますが、これはただいま政府は行政機構の改革をいたしております。
やはりこういう問題は法律上の問題でありますと同時に、ひとつは社會上の問題でありますので、その解決の方法といたしましても、ひとり行政ないしは法律的な主段のみならず、社會的なそういう運動と申しますか、そういうことの防止に役立つようなことが當然必要であり、またそういうことを期待いたしておるのであります。
これは新憲法の精神を實際政治の上に現わしていくために、どうしてもやらなければならない問題でありまして、これがためには警察制度の改革、自治制度の問題、法務廳の問題、公務員の問題、幾多御審議を願つておりまするような問題が、次から次と出てまいりまして、政治的、社會的民主化問題に相當力を入れまして、社會黨の考えておりまする政治上、社會上の問題については、效果をあげ得たと考えておる次第であります。
しかしながら、一年半ぐらい、この經濟上、社會上の曲りの多い今日に對して、經濟的、社會的に、つまり經濟の正義化というものを守れということは一言も言つてない。それは片山さんが新圓を登録するということをしなかつたから、遠慮して言わなかつたかどうかわかりませんが、私は片山さんの政治的良心を、少し考えておるものであります。
○水谷國務大臣 その點に關しましても、たびたび論議をされまして、この法案に對しては經營者に對する責任があつて、勞働組合さらにまた一番大事な點は、管理をする官吏に對する責任というものが明確になつておらないというお話がございましたが、それに對して私もお答えいたしましたように、いわゆる行政の責任、社會上の責任、さらにまた大臣にとりましては政治上の責任というものがございまして、もちろんこういうような國家管理法案
○水谷國務大臣 これは前に早川さんの質問にもお答えしましたように、大體行政上の責任と社會上の責任とを述べたのでありまして、そして現在のこういうような政治傾向のもとにおいて、一番重い責任は、社會上の責任であるということを述べたような次第であります。
何もこれらを洗いさらつてしまわなければならぬということは、私は實際の社會上においても、または法律上においても、出てこないと思います。これはこれ以上は議論はいたしませんが、よくひとつその點はおわかりになつておることと思いますので、どうか御考慮を願いたいと思うのであります。それと同時に、ここにも書いてありますが、被相續人の指定に從い祖先の祭祀を主宰すべき者があるときはその者がやる。
その次に、兩性の合意によつて婚姻は成立すると言つても、なんと言つても社會上最も重大な人生の基礎でありまするから、やはりそこには嚴格なものが必要だと思う。そこで式を擧げるとかいろいろなことを言われるが、實際の社會を見ますると、あなた方考えておられるような、式を擧げるというようなものは一割も一分もありません。
いかなる者が選ばれるであろうかということはここには書いてございませんが、むろんこれは全體の趣旨といたしまして、また社會上の事實として、家にあつて長らく父とともに農業經營に從事しておつたという人が、當然兄弟の中で選ばれるであろうということを考えるわけであります。 第八條は、兄弟の間で相談をいたしましても話がまとまらない。
○山添政府委員 いろいろ法律制度が變りましても、社會上の事實というものはなお相當期間傳統によつて規制せられる、そしてしばらく經てば今度は新しい制度によるところの秩序が確立される。こういうふうに觀察をいたしております。
更に私はそれを伺つた理由は、皇族たる身分を離れられた後に、生活上或いは社會上、いろいろな點から非常に變化が來るのでありまするから、先づ以つてお暮し等に段々差支が來やしないか、そうすれば皇族たりし時の國民の尊敬を裏切るので、或いは從つて又皇室に對して患いが自然生ずる虞れがあるのではないかということを心配いたしまして、その點をお伺いしたのであります。
そこでそういう各國の立法例及びそういつた社會上の要請に基いて、できるだけ結婚の成立の時期を明確ならしむるということから考えれば、届出主義がいいのではないか。もちろんあるいは届出ではなく、夫婦兩方が、たとえば戸籍吏員の前で公に宣言をするという方式も考えられます。
全體ほかのすべての生物を通じまして、初めに妻戀いというものがなくて、結婚が成り立つているという實例はないのでありますけれども、日本の近世の婚姻は社會上の動機がほかにも手傳つておりましたために、婚姻をしてから後に、おのずから愛情の發達するような、そんな逆な方式をとつたのであります。
○米窪國務大臣 これはきわめて重要な點でございまするが、第三條の精神は憲法の第十四條に通ずるものでございまして、何人といえども、いわゆる門地その他の特權的觀念によつて、政治上、經濟上、社會上の權利に何らの差別を與えちやいけないというこの精神から來ておると私は考えております。從つて第三條においては勞働組合員等の理由をもつて、完全なる職業紹介を受けることを拒んではいけない。
一體不法行爲によつて蒙むつた損害を補填する……社會上の不法行爲による今の損害を分擔いたしまするに、從來は故意又は過失は不法行爲者にこれを負擔させておつたのでありますが、過失者においてそれが特に該當することは例の出荷の責任に關する法律を想起すればおのずから明らかでありますが、一個人でありまするその過失者に全額を負擔させることがあり、かつ被害者の側から言いましてもこれを個人に賠償を求めるということでございますと
只今御指摘になりました點は實に御尤もな點でありまして、すべて國家、社會、人類の生存の上には、法を作るよりも先ず法を作らずして國民が平和に生きていくための制度及びこれに對する施策を行うということが國家社會上の施策だといつも考えておるのであります。
今のお話によりますと、尊屬殺傷というものに對する觀念も、國民の感情として重く罰することが社會上必要だから罰することになつたというのであります。もちろんそうでありますが、これは一個人の問題であります。ところがこの七十三條以下の問題は、こと皇室に關する問題でありまして、もちろん今までも法律の制定はあつたのでありますが、國民の感情としては、ほとんど一致して動かすべからざるものがあると私は考えます。